きちんとクロスの張り替えをしたくはありませんか?

リフォームのアイデア
こんにちは、M&Dアソシエイツ代表のイシハラです。

世田谷区でリフォーム会社を探されているお客様、リフォームでのクロス工事のお見積もりなどのご質問が多いのでこちらのページにて「クロスリフォームを行う上での注意点」を書いてみたいと思います。

クロス工事の金額は( 世田谷区内相場)平米1200円〜?

平米単価には注意が必要です

クロス工事は「平米いくら〜」という謳い方で記述されることが一般的です。

ただし最初にお答えしてしまうと、その金額の把握の仕方でクロス工事を検討したときに「精度・デザイン性」が保証されるかと言えば疑問です。

なぜ、判断を平米単価に頼りすぎてはいけないのか、危ないのかを以下でご説明致します。

クロス工事は平米1200円を下回らないと考えるべきです

まず一般的に「クロス工事は端的にいくら程か」という質問に対して、工務店に工事を頼む場合、量産品で平米1200円、一般普及品(通称”1000番”)で1400円前後というのが一般的です。

皆様がインターネット調べたとしても、クロス工事の単価は量産品で平米1200円、1000番という一般普及品で1400円前後かと思います。

中には、平米750円や平米900円、1000円などの書き方もありますが、それは業者が直接クロス屋さんに頼む場合か、平米数が商業施設のようなだだっ広い場合に使用する数値であって、こちらもまた業者を通した際の価格です。

平米単価では見えてこないコトとは?

一般的にリフォームでのクロス工事というのは、お客様からすると「ただ剥がして新しく貼るだけ」という風に見えるかもしれませんが、その内装工事一つとっても、下地の状況、貼り付けるクロスの種類、貼り付け方、貼り付けた後の処理、さらには現場の養生、など非常に考慮しなければならない項目があります。そしてそれらは項目によっては、平米単価では見えてこない、“より良く仕上げるために” 付随して追加した方が良いか検討すべき項目も中にはあるのです。

それらを相対的に加味しても量産クロス1200円以下で請け負うものがいるとすると、それは以下の2つに分けられます。

  1. 本当に直受けのクロス屋さん →ただし、その場合、おすすめクロス、おしゃれなクロスの紹介を積極的には行わないことがほとんどであり、また別途で養生費用や処分費用が項目として加算されます。
  2. 安請け合いをするリフォーム業者 → 平米900円と謳っていても、別項目で利益を載せていたり帳尻を必ず合わせます(そりゃそうです、だって彼らも900円でクロス屋さんに仕事をさせるのですから、他に利益を載せなければやってゆけません)。そして彼らもまた、作業すること及びその中間マージンをいただくことで利益を上げるだけなので、デザイン提案、施工精度に対する責任が甘く、結局安いなりの仕上がりと、その後10年経った後の問題点の露呈、となるのです。。。(ただ、これらは正直依頼する側の問題でもあるといちリフォーム屋として私は思います。誰だって、いい仕事はしたいのです、金額を抑えて欲しい、というのは需要側のニーズです)。

何をポイントにクロスリフォームの費用を決めたらいいの?

平米単価に加えて、どんな項目が工事に含まれているかを理解しましょう

クロスのリフォームをするにあたり、現地に担当者(営業ないしインテリアコーディネーター等)が伺うと思うのですが、以下の3点を案内してもらうのがいいかと思います。

該当するクロスリフォーム工事で

  1. (クロスを貼ること以外で)どのような(有償の)作業が発生しそうか
  2. どんなクロスが今回のリフォームに適しているのか
  3. 上記2点を踏まえた上で、クロスを提案してくれるかどうか

この3つがしっかりと留意されているのかを確かめて見てください。

以下で具体的にその内容を見てゆくと、

1. (クロスを貼ること以外で)どのような(有償の)作業が発生しそうか

これは主に以下のような項目が挙げられます。

  • パテ・下地シーラー施工費用 → 古い物件の場合、亀裂が多く補修の必要な場合.
  • 特殊な器具・エアコンの着脱 →トイレ・DL・洗濯パン、エアコン、ペーパーホルダー、キャビネット他 外した方がきれいに仕上がるもの、外さないと物理的にクロスの貼れないもの.
  • (器具の着脱に伴う)コーキングの打ち直し →洗面台など

また以下の項目は通常平米単価に含まれていますが、現場によっては施工精度を上げるために別途追加見積もりになる場合があるので、その点が留意されているのかをしっかりと注意したいところです。

  • 器具の着脱 → スイッチプレート等は基本的に平米費用に入っている.
  • 既存壁紙の剥がし費用 → 壁紙が経年劣化していて剥がすのに手間のかかる場合は追加になることも。
  • リピートクロスの入れ替え交換手間費用* →あまりにもアクセントクロスが多い場合
  • コーナー代  →角(出隅)にいれる部材。あまりにも多い場合は別途費用追加になる.
  • ゴミの処分費用 →あまりにもクロスが多い場合

基本的にはこれら項目が工事する際のクロスの品番、厚さ、また施工するお部屋の状況によって異なりますので、「平米〜」で工事を行うといった業者にはそれらがきちんと含まれているか、ご契約前に施主様の責任で確認していただきたいところです。

安請け合いにはご注意を

個人的な意見としては、施工費用を安く設定しているところであればあるほど、これら項目が抜けていると思った方がよく、契約後に追加費用になるか、工事が始まってから問題になるのか、それとも現場の職人が嫌な気持ちで施工するかのいづれかのパターンになると、永く周りのお客様を見てきて思うところです。

一口に「平米~~円」というのは簡単ですが、しっかりと内容を確認しておかないと、後々関わる全ての人間が困ることになります。

しわ寄せが精度、ときに担当者の態度となって、最終的には施主様のご心労になることは是非とも避けたいものかと思います。この点は施主側リフォーム会社側双方でしっかりと理解していることが重要と思います。

2. どんなクロスが今回のリフォームに適しているのか

その物件にはどのようなクロスが適しているのか、どのような施工方法が最適かをしっかりと説明できる人間が関わっているかというのも重要なポイントです。具体的には

  • 張り替えに向いたクロスの提示
  • 亀裂の入らないような解決法提示
  • 現状の不備の分析、解決法提示

これらをしっかりと説明できるような人間が好ましいと思います。インテリアコーディネーターだからといって、全て正しい回答が返ってくるかといえば疑問です。これらは場数と勉強による知識の蓄積によって得られるものなので、しっかりと聞いてみることが肝要です。

3. 上記2点を踏まえた上で、クロスを提案してくれるかどうか

お客様には当然ご予算というものがあるかと思います。高いクロスと量産クロスから、その現場とお客様のデザイン的な要求、そしてそれをクリアした上で施工精度を保てるような工事。

この全てを満たした見積もりを仕立てられる担当者にしっかりと見つけることが肝要です。

最後に少し宣伝を…

如何でしょう、クロスリフォームを行う上での注意点の参考に多少はなりましたでしょうか。


もしよろしければ恐縮ながら、私どもの宣伝もチラッとさせてください◎

満足度の高い内装を叶えるためにM&Dアソシエイツの内装リフォームは日々邁進しております。

代表の石原がお見積もり・現地調査・ご提案にあたります。(インテリアコーディネーター・建築施工管理技士有格者)

ちなみに、最初にお話ししてしまうと、“少し高めです”。(恐縮です)。

しかし金額を越えるメリットがあるからこそ、その価格設定でもお客様に自信を持ってクロスリフォームのご案内をできます。

世田谷近辺でしっかりとクロスのリフォーム、張り替えをおこないたい方は、是非M&Dアソシエイツヘ一度ご相談いただければ幸いです(ページ上部か下部のご相談ボタンよりお問い合わせいただけます)

御拝読ありがとうございました。 

世田谷デザインリフォームのM&Dアソシエイツ

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