築15年の中古戸建てを購入されたお客様で、和室の角の壁が剥がれてきているので心配だということで、剥がしてみたところ水が染みた跡が出てきました。
結露か?雨漏りか?
こういった場合は2種類、雨漏りか結露によるものです。
したがって、外装を見てみると、どうやらクラックから水が入ってきているようでした。
既存外装材の耐用年数は6-9年
既存に使用されている外装材は「sk化成ベアルートHT」というものでした。
色:AC1175ライトグレー
パターン:シラスs
設計価格:フラット仕上げ:2,850円/m2 (下塗材込)
スタッコ仕上げ:3,650円/m2 (下塗材込)
こちら、耐久年数6ー9年とあります、、、。
ジョリパッド という類似製品は耐用年数15-20年
類似商品にジョリパットというものがありますが、こちらの耐用年数は15-20年。
一般的に考えて外装材の耐用年数は15-20年ですので、6-9年の前者の商品だとかなり更新頻度が多くなり、物件保有者の負担が大きくなりますね。。築15年前後でこのようなクラックが複数箇所ありましたので、物件状況にもよりますがそのような可能性のある商品だということは一応留意された方がいいのかもしれません。
今回の対応予定
話はそれましたが、今回はひとまず(予算の関係上)外壁側からの漏水防止策を暫定的にとり、次回の外壁更新時に意匠及び、(価格と耐用年数から)しっかりとした外装材の選定を行うこととします。
但し、浸水具合が激しすぎる場合、内側の柱が侵食されている場合もありますので、しっかりと診断してから各判断をするように注意する必要がございますこと、ご留意ください。
施工管理技士 代表 石原和拓
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